お願い上手のトラベル英会話【飛行機編】「座席を倒してもいいですか?」は何て言う?

tabizine.jp     海外旅行中は楽しみだけれど、英語がちょっと不安、という人もいることでしょう。  そこで今回は海外取材で国外を飛び回り、ライター・翻訳家として日本語と英語で執筆を行う筆者が、旅先で何かをお願いしたいときに使える英会話を特集で紹介したいと思います。初回は海外旅行で必ず利用する飛行機の中でのお願い英会話。  掲載する英文に関してはネイティブチェッカーの目も入っていますので、そのまま使っても問題ありません。ただ、できれば例文を丸暗記するのではなく、お願いをする際のポイントを理解し、自分で考えながら話してみると、英語の上達も早まるかもしれませんね。    「お願い」をする際には相手との関係、相手の義務の有無を考え、負担の大小で表現を調整する    市販の英語表現集は、丸暗記をすれば旅行中にも使えます。ですが、その表現がその場に本当にふさわしいかはまた別の問題ですよね。「英語には敬語がない」などと中学校の授業などで教わった記憶があると思いますが、実際は、 1.お願いをする相手と自分との関係性 2.自分のお願いを相手が引き受ける義務の有無 3.自分のお願いによって相手に発生する負担(迷惑)の大きさ  といった3つの要素の関係の中で、その場に適した「お願い表現」は変わっていきます。    さらに「お願い表現」に前後して、相手への呼びかけ方、前置きの有無、説明、負担に対する謝罪の必要性も、お願いによって変わってくるはずです。例えば1と2の関係を表にまとめると、    といった感じで、お願いをする側とお願いをされる側の関係はA~Dといろいろ存在し、お願いの丁寧さも変わってくると分かります。  さらにこの表に上述の3つ目の視点を盛り込むならば、例えば同じ「A」の状況でも、お願いの負担が相手にとって大きい場合だと、丁寧さを格上げしたA+に変える必要があります。お願いの負担が小さい場合は、お願いの表現の丁寧さを格下げしたA-に調整した方がいいかもしれません。    丁寧な表現の場合は、「前置き」や「説明」など前後に言葉を尽くす必要もある    また、お願いの表現をどれだけ丁寧にしたところで、負担の大きいお願いをする場合は、お願いをする理由や負担への謝罪など、お願いの前後で言葉を尽くして相手の気持ちをケアする必要もあります。  日本語でも例えば、食事中の友だちの近くにある塩を取ってほしいときは、「申し訳ないんだけど、その塩取ってくれない?」などと、前もって謝罪してから、お願いするといった行動を自然に行っていますよね。  英語でも一緒で、どのような相手に、どのようなお願いをするのか、さらに相手にとってどの程度負担のあるお願いなのかによって、「お願い表現」の丁寧さが変わるだけでなく、お願いの前後に挟む言葉も変わってくるのですね。    機内食のチョイスは「フィッシュ、プリーズ」でOK    具体的に飛行機の中での「お願い表現」を考えてみましょう。機内でのお願いと言えば、やはり飲食の注文が真っ先に思い浮かびます。日本人ではなさそうなフライトアテンダントがカートを押して近づいてくると、自分の番のちょっと前からそわそわしてしまいますよね。  さて、自分の番が来ました。  「Which would you like, fish or chicken?」(魚料理と鶏料理、どちらがお好みでしょうか?)  などと聞かれます。まずはお願いをする前に、フライトアテンダントとの関係を考えてみましょう。もちろん相手は初対面ですね。ただ、乗客と客室乗務員という関係上、「魚にしてください」というこちらのお願いに、相手は答える義務があります。上述した表で考えると、    Dになりますね。    魚にしてほしいというお願いは、客室乗務員にとって負担のあるお願いではもちろんありません。同じDでも小さい負担のD-になりますから、「丁寧にお願い」の丁寧度を「普通にお願い」に格下げしても、相手から不快に思われる心配はないと考えられます。よって、  「Fish, please」  と言ってもオッケー。ただ、他の連載回で詳しく解説しますが、英語は本来であれば主語、動詞、目的語など、きちんと型を整えて表現しなければなりません。言葉を省くほど、響きはフランクに、カジュアルになっていきますので、  「I like fish.」  「I’ll have fish, please.」  などの表現の方が落ち着くという人も多いかもしれません。とはいえ、この場合、相手から話しかけてきていますし、特に迷惑のかかるお願いではありませんから、呼びかけや前置き、説明などをお願いの前後に口にする必要もありません。  「May I have fish?」  などと、中学校で習った丁寧なお願い表現のmay I~を使っても、もちろん100%通じますが、少し丁寧すぎる気もします。    「座席を倒してもいいですか?」は少し丁寧に    次は座席を倒してもいいかとお願いする表現を考えてみましょう。飛行機内で座席を倒す場合は、少し丁寧度を増した方がいいかもしれません。声をかける相手が初対面である上に、「椅子を倒してもいいか?」というこちらのお願いを聞き入れる義務が、相手にないからですね。    この場合、関係はB。ただ、椅子を倒してもいいかというお願いは、お互いさまのお願い。負担は小さく同じBでもB-、「かなり丁寧」から「丁寧にお願い」に格下げしても問題ないと考えられます。    丁寧なお願いと言えば、やや直接的な響きがありますが、先ほども触れたように、中学校の教科書で習った丁寧表現のmay Iが使えます。  「May I recline my seat?」(席を倒してもいいですか?)  Reclineの発音は「riklain(リクライン)」で、リクライニングシートのリクラインと同じです。意味は「横たえる」といった感じ。  また、この場合は「丁寧なお願い」が必要ですから、  「Excuse me.」  と呼びかけをした上で、お願いの言葉を口にした方が適切だと考えられます。しかし、椅子を倒したい理由の説明や、椅子を倒す行為によって生じるかもしれない迷惑に対して謝罪する必要まではないと考えられます。    「荷物を降ろしていただけないでしょうか?」はかなり丁寧にお願いする    次は、機内に持ち込んだ19kgの重たい小型スーツケースを、座席の上にある棚から降ろしてもらうお願いです。離陸前に背伸びして押し込んだものの、降りるときに手を伸ばしてみたら届かなかったとしましょう。荷物を入れた棚の下には、体の大きい男性が座っています。この方に荷物を降ろしてもらえないかと頼むときには、どうすればいいのでしょうか?    この場合、相手は初対面、しかも荷物を降ろす義務は相手に全くありませんからBになります。その上、19kgのスーツケースを降ろすとなると、ちょっとした負担も生じます。負担は大きいとも言えませんが、小さいとも言えませんので、プラスマイナスゼロにしましょう。それでも普通のBですから、「かなり丁寧にお願い」しなければいけません。    まず、お願いの言葉になりますが、命令文

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